マノワールのお屋敷の厨房内にて。 厨房を覗きこんだパリスおばさま。 「まぁ、いりぃがそれを?」 「そのお皿は、ワゴンで運んでもらうものかしら?」 いりすはうなづきます。 「はい。」 「いりすが作りました。」 「ちょっと手伝ってもらったけれど。」 パリスおばさまは ほがらかな声で、 「そう、おいしそうにできたわね。」 「それで、調合師さんたちの控えのお部屋に?」 いりすがうなづいて返事をすると、ちょうど厨房係がそばにやって来て、飾りのきれいな三段式ワゴンにそのお皿を移していってくれます。 。 。 。 。 。 マノワールのお屋敷の中のあるお部屋にて。 そこはマノワール内の図書室の近くの大きなお部屋…