Donald William Zimmer
プロ野球選手・監督。通称「鬼軍曹」。
ポジションは内野手・捕手。
1931年1月17日生まれ。シンシナティ出身。
ウェスタン・ヒルズ高校時代、全国大会で優勝して、チームメートとともに亡くなる前年のベーブ・ルースから表彰された。
ブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)でメジャーリーグデビュー。ジャッキー・ロビンソンとチームメートだった。
その後はシカゴ・カブス、ニューヨーク・メッツ、シンシナティ・レッズ、ワシントン・セネターズでプレー。メッツではケーシー・スタンゲルの指揮下でプレーをした。
1966年には日本の東映フライヤーズ(現・北海道日本ハムファイターズ)で1年間プレーした。
現役引退後、サンディエゴ・パドレス、ボストン・レッドソックスなどでコーチ、レッズ、テキサス・レンジャーズ、カブスで監督を歴任。カブスでは1989年にナ・リーグ東地区優勝。
ニューヨーク・ヤンキースでもベンチコーチを務めた。ヤンキースでは背番号55を付ける予定だったが、松井秀喜に譲った。レッドソックスとの伝統の一戦における死球をめぐる乱闘は伝説になった。
現在はタンパベイ・デビルレイズのアドバイザーを務める。