ナイロン100℃

ナイロン100℃

(アート)
ないろんひゃくどしー

NYLON100℃

劇団概要

ナイロン100℃の前身となる“劇団健康”は、1985年、当時のインディーズバンドブームの中心的存在にあったバンド、“有頂天”のボーカルを務めていたKERAを中心に、犬山犬子(現:犬山イヌコ)・田口トモロヲ・みのすけらによって旗揚げされた。同劇団はナンセンスコメディを中心とした本公演14作品を上演し、高い評価と人気を得るも、1992年に解散。
翌1993年、再びKERAを主宰として、犬山犬子(現:犬山イヌコ)・みのすけ・峯村リエ・三宅弘城・今江冬子・藤田秀世・手塚とおるらで、ナイロン100℃を立ち上げ、そのファーストセッションとしてインタラクティブテクノ活劇と銘打った「予定外」を上演する。
以降、劇団健康から培われてきたKERAの劇作によるナンセンス・コメディは、ナイロン100℃の舞台で完成を得ていくこととなるが、公演をセッションと称することにも表れている通り、個性的なレギュラーメンバーに加えて、斬新な客演陣の参加によって創造される舞台は毎回新たな試みがなされ、ナンセンス・コメディという枠にすら囚われない。シチュエーション・コメディ、ダンスや映像にコントなどをミックスしたライブ的作品、また、別役実とモンティ・パイソンのミックス、女優だけによる西部劇等々、その作品群は多種多様である。現在も様々な作品を多様な公演スタイルで提供しつづけている。
KERAの作品はそれぞれの人物像が丁寧に書き込まれており、またセリフにギャグや脱線も多いが、実はその一つ一つが人物の性格と密接に結び付いたりもする。そのためか、上演時間が3時間を越したりするものが多い。

主な公演と受賞歴

1994年 アイドルグループのribbon松野有里巳・Coco宮前真樹・Qlair今井佐知子と、東京サンシャインボーイズの西村雅彦・梶原善・伊藤俊人をゲストに迎え「1979」を上演。好評を得る。
1996年 「下北ビートニクス」では、永作博美・古田新太(劇団☆新感線)らをゲストとして招き、10,100人を動員。
1997年 人気作「カラフルメリィでオハヨ」を上演、客演:山崎一、入江雅人。劇団健康時代から数えて3度目の上演。
1998年 女優4人芝居「フローズン・ビーチ」で第43回岸田國士戯曲賞を受賞。
2000年 「ナイス・エイジ」で、東京都千年文化芸術祭優秀作品賞を受賞。
2001年 温水洋一と山崎一をゲストに迎え、男優8人芝居「ノーアート・ノーライフ」で全国9ヶ所を周り、11,400人を動員。
2002年 「フローズン・ビーチ」の再演で、全国8ヶ所で11,700人を動員。
2004年 「消失」。シリアス系。客演:八嶋智人。
同年  「男性の好きなスポーツ」セックスレスの時代にあえて真のラブを問う、最新型セックス・コメディー。
2006年 「カラフルメリィでオハヨ」をナイロンとしては9年ぶり2度目の上演、客演:山崎一、馬渕英俚可。「ナイス・エイジ」も再演。
2007年 「犬は鎖につなぐべからず」。劇作家岸田國士(新劇)の戯曲をKERA風に小劇場演劇向きに試みた。客演は萩原聖人、松野有里巳、緒川たまき。
同年  3年ぶりの新作「わが闇」、KERA版「三人姉妹」。客演:坂井真紀、岡田義徳。

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