ロシア語を中心とした、洋書の老舗取次店。ロシア関係書の出版もおこなう。 1931年に大竹博吉によって設立されたが治安維持法違反にとわれ1936年に閉鎖された。その後、1951年に復活したが、2006年7月に破産。
2006年12月より、ナウカ・ジャパンとして営業を開始し、2月23日には、ロシア書籍専門の店舗も開設された。
社名の「ナウカ」は、ロシア語で「科学」を意味する。
6月に下書きしたのですが、放置してしまってとりあえずルーマニアのことを駆け足で。 下書きした分ーーーーーーー ルーマニアのクライオヴァという街に行きました。 あ、東京デスロック『Anti Human EducationⅥ 〜トイレを巡る修学旅行〜』も無事に終わりました。 ご参加いただいた皆様ありがとうございました。 実は2021年にとある国際スポーツイベント関連の企画でヴィヴィアン佐藤さんのヘッドドレスワークショップを開催する予定だったのが、そのイベントが無観客になってしまったのでワークショップも無観客(!?)でやることになり、ドキュメントを残すだけになってしまったこともあり、今回は時間短めの…
拙稿『大泉清小伝 〈大泉黒石〉の誕生』を、一章ごとに区切ってブログ記事としても投稿しておきます(目録を除く)。基本的に異同や修正はございませんが(ただしウェブ記事のみに掲載している写真が数点あります)、引用をされる場合はpdf版(=書籍版)の方を参照していただければと存じます。 黒石大泉清小伝目次 1-1.出生 1-2.大泉(本川)ケイ 1-3.アレクサンドル・ステパノヴィチ・ワホーヴィチ 黒石大泉清小伝目次 はじめに──「大泉黒石」をめぐって 第 1 章:出生と孤独──長崎のロシヤ人 1-1.出生1-2.大泉(本川)ケイ1-3.アレクサンドル・ステパノヴィチ・ワホーヴィチ第 2 章:学生時代…
1.はじめに 「文法Ⅱ」は「接頭辞+動詞」パターンです。 -сматривать(-сматриваться)/-смотреть(-смотреться)に適切な接頭辞をつけるパターンでした。 いつもはこの類の小問は10問なんですが、なぜか9問でした。理由はわかりません。 この年の問題は、教科書「Чистая грамматика」でしっかり勉強していた人にとっては、まさに「サービス問題」でしたね。 同書はアマゾン、ナウカなどでも手に入りますが、なんと無料のPDF版もあります。 →Чистая грамматика_Ласкарева.pdf (namdu.uz) p224-227を読んでみ…
1.はじめに 第64回過去問の「文法Ⅰ」は小問10問でした。配点は分かりません。 「副動詞・形動詞etc」パターンで、副動詞(3問)、形動詞(5問)、その他(2問)です。 文法全体の平均点は42.30点(100点満点)でした。 出典は明らかにされていませんが、B・ベレサエフの「母」からの抜粋です。 ロシアでは9年生の教材とかにもなっています。 9 класс. Изложение «Мать» - Русский язык (multiurok.ru) 朗読はこちら。 youtu.be 2.検討 3つの部分にわけて検討します。 まず、小問1)~4)までです。 Сегодня утром я ш…
ふじのくに野外芸術フェスタ2024作:岡倉天心演出・台本・出演:宮城聰音楽:棚川寛子出演:美加理、大高浩一、吉植荘一郎ほか 2024.5.5.(祝)SPAC「白狐伝」を駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場で観た。 昼間の「ストレンジシード静岡」の感想はこちら↓ namiuchigiwa.hatenablog.com 昼は20℃を越えて日なたでは暑いくらいだったのだが、夜は寒くなった。3月くらいの厚手の上着とストールでも、やや風が冷たく感じる温度差。野外恐るべし。 今回は500席位の指定席はすべて満席。 開演前に、原作を書いた岡倉天心について解説するプレトークと、高校生による簡単なあらすじ解説…
ギルガメッシュ叙事詩の粘土板 ミトとナウシカ(風の谷のナウシカ ①) (Wikipediaより引用 ①) フンババ(アッカド語:Humbaba、シュメール語:Huwawa フワワ)とは: メソポタミア神話の『ギルガメシュ叙事詩』に登場するレバノン杉を守る森の番人。 至高神エンリルに名を受け、太陽神ウトゥにより育てられた巨人 (伝説の生物)。 7つの光輝(畏れのようなもの。当時の言葉で「メラム(英語版)」や「ニ」と言う)で身を守る。 フンババの銘板(メトロポリタン美術館) wikipedia ② 「恐怖」「全悪」「あらゆる悪」などとあだ名されるがその形容は様々で、一説では前述のように巨人であり、…
吉田秀和の昔のNHK-FMの解説で最近聴いたモーツァルト14歳の時のオペラ『ポントの王ミトリダーテ』K87が、音楽だけではなく劇としても面白そうだったので、これは是非動画見たいと思ってネット検索をかけたところ、一昨年(2022年)のベルリン国立歌劇場公演でこのオペラが宮城聰の演出で上演され、それをNHKが放送していたことを知った。 このオペラは3時間近くかかる長いものなので、どこかの三連休で見たいと思っていたが、やっとそのチャンスがめぐってきたので、NHKオンデマンドで220円で購入して(視聴有効期間は3日間)視聴した。 私は演劇には全く疎くて、宮城聰という人も全く知らなかったが、結構注目され…
1936年5月、ナウカ社から刊行されたエフゲニ・ペトロフとイリヤ・イリフの長編小説。挿画はククルイニクスイ。翻訳は廣尾猛。1934年版の普及版。 NDLで検索Amazonで検索日本の古本屋で検索ヤフオクで検索
前回、黒田乙吉の『悩める露西亜』の『ソ連革命をその目で見た一日本人の記録』としての復刻に言及しておいた。だが富田武『日本人記者の観た赤いロシア』によれば、同時代の新聞記者のもたらした「記録」は予想以上に多いけれど、古本屋でも出会っていないし、一冊も入手していない。それらの主なものを出版社、刊行年も添え、挙げてみる。 1 大庭柯公 『露西亜に遊びて』 大阪屋号書店 大正六年 2 布施勝治 『露国革命記』 文雅堂 同七年 3 〃 『労農露国より帰りて』 大阪毎日新聞社 同十年 4 中平亮 『赤色露国の一年』 大阪朝日新聞社 同十年 5 大川博吉 『ソヴェト・ロシアの実相を語る』 平凡社 昭和八年 …
『マハーバーラタ』はク・ナウカ時代に東京国立博物館で上演されたものを観たことがあります。たぶんあれが初演だったと思うのですが。90年代〜00年代の頃はク・ナウカ好きでよく観てたのですが、SPACで宮城さんが静岡へ行かれてからはしばらくご無沙汰していたので、この作品がこんなに長く上演され続けてるとは知りませんでした。 今回は東京芸術祭2023バージョンと銘打ってなんと東京駅前での開催でした。天気も良くて絶景〜!楽屋も丸見えですね。撮影OK、SNS投稿OKでした。(動画はNGでしたが現地でスタッフさんに確認したところ録音はOKとのことでした) このかぶりつきの桟敷シートはなんと無料でした。ぴあで前…
アメリカ経済情報IBT10/9 国際宇宙ステーションISSは、ロシアによるウクライナ攻撃の開始とそれに続く国際制裁以来、モスクワとワシントンの間で現在も続いている数少ない協力分野の1つです。 国際宇宙ステーション(ISS)のロシア部分で10月9日月曜、1年足らずで3回目の冷却材漏れが発生し、当局者らは乗組員に危険はないと述べたものの、ロシアの宇宙計画の信頼性について新たな疑問が生じています ロシア宇宙機関ロスコスモスは、「ISSのロシア部分のナウカモジュールは、2012年にステーションに納入された外部(バックアップ)ラジエーター回路から冷却剤漏れに見舞われた」と発表しています 冷却剤漏れが相次…
大学へ。教授会と大学院委員会。『ドイツ語はじめの一歩』を163ページまで(全235ページ)。『これならわかる ロシア語文法』(二巡目)を257ページ(全381ページ)まで。京大教養課程時代のロシア語の授業の教科書、かなり苦労したけどようやく手に入れることができた。植野修司監修『ロシア語入門』ナウカ。時代感が伝わってくる。思い出いっぱい。懐かしい。木1の授業。担当の植野先生は定年前最後の年度。自分としてはかなりがんばって勉強したつもりだったし、3・4回生でも露書講読(経済学部+文学部)を受講したりして勉強を続けたのだけれど、大学院入試ではまったく通用しなかったので、やはりまだまだ努力が足りなかっ…
ここはどこでしょう チェン兄さん、元気かな❔ タイトルの小話は「英語」の学習記録にこそっと書いた。 学費振込から一週間以内に印刷教材が届けられたのは初めて。いつも科目決定通知が届いた日に振り込んでも、10日は掛かっていた。今回は11日に振り込んで17日に届いて驚き。写真の左側にある「これならわかるフランス語文法」(NHK出版)の出番がようやく巡ってきたかも。このシリーズではロシア語編も愛用している。不思議なのが、英語編は出版されていない。巷に溢れすぎているからなのか❔ なぜでしょね~(-_-) NHK出版 これならわかるフランス語文法 入門から上級まで 作者:六鹿 豊 NHK出版 Amazon…