穏やかな日々の中で、揺らぐ心 自然豊かな町、ナギで、創作にうちこむ彫刻家・寄子(松たか子)。彼女のもとを、東京と台湾で建築家として活躍する友梨(石橋静河)が訪れます。友梨は寄子の義妹、つまり、弟の妻ですが、現在弟夫妻は離婚しています。こんな二人なのですが、なぜかこの度は、友梨が寄子のモデルになるということで来訪したのです。友梨は休暇を取ってきていて、しばし、穏やかな日々をここで送ります。 実際、田舎町ののどかな日常の繰り返し。ではありますが、ここでかかわる人々の心に何かしらの揺らぎが生じ、そのことがじっくりと描き出されていきます。 寄子は、故郷のこの町で忘れられない人がいたのですが、同性の彼女…