株式会社ナグザット (NAXAT) 「サマーカーニバル'92 烈火」「エイリアンクラッシュ」などのゲームソフトの発売元。
加賀電子の子会社として1988年に設立。 1998年に現社名の加賀テック株式会社に社名変更した。
今回は前回話したファミコン・スーファミ時代に対抗機種として発売されていたPCエンジンとメガドライブについて話してみようと思う。 ただ、メガドライブは実機を持っていなかったので今ひとついつが全盛期だったのかはかなり判断し難いが、一応当時の記憶を思い出しながらやっていこうとは思う。 setoalpha.hatenablog.com
製品情報 ハード：PCエンジン (PCE)発売元：ナグザット発売日：1991年12月6日 プレイ動画 www.youtube.com ストーリー amazon バブルガムクラッシュ 【PCエンジン】 Bandai Namco Amazon
『バトルグランプリ』 1992年発売／スーパーファミコン／レース／株式会社ナグザット 真上からの見下ろし視点のレースゲーム。左右2分割の画面が意外と珍しいが、このおかげで左右の状況が見づらく、理不尽な難易度上昇につながっている。ゲームというものをわかっていないデザイン。 ドライバーやチームによって多少差はあるようだが、セッティングのほうが影響が大きいので割と適当でも良い。 ステアリング(ハンドル操作)を自動で行ってくれるモードも。こういうので練習しなければいけないほどムズいという意味でもある。
www.youtube.com ナグザットがおくるビリヤードゲーム・ブレイクインより、 国本剛章作曲、『スタッフロール』（仮称）。スタッフロールで流れます。
『熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編』 1992年発売／PCエンジン／スポーツ／株式会社ナグザット ファミコン版『熱血高校ドッジボール部 サッカー編』の移植版。オリジナルチームの種子島宇宙高校が追加されているほか、グラフィックの大幅な強化に加え、マルチタップを使用しての4人プレイも可能になったのが大きい。PCエンジンSUPERCD-ROM2で発売された『熱血高校ドッジボール部 CDサッカー編』は本作とほぼ同内容だが、国内制覇後に海外遠征が追加されている。 6人制、反則は基本的にナシというバイオレンスサッカーである。 種子島宇宙高校は決勝戦で登場。
『ダブルリング』 1990年発売／PCエンジン／シューティング／株式会社ナグザット ｢正統派横スクロールシューティング｣を名乗るだけあり、『パラノイア』だの『コリューン』だのといった個性派シューティングを生み出してきたナグザットにしてはオーソドックスな作りである。グラフィックやBGMはまずまず、ショットの種類も豊富で遊びごたえがある。正統派ゆえの地味さはあるが悪くない出来。 説明書は折り畳み式。 難易度ビギナー以外でプレイしているとき、ステージ1～5で隠しアイテムを取るとエクストラステージにワープできる。 難易度設定は3段階だが、裏技を使えば15段階に調整できる。本作は隠しコマンドが豊富なので…
『ジャンピンダービー』 1996年発売／スーパーファミコン／レース／株式会社ナグザット 意外と貴重な、障害レースも走れる競馬ゲーム。馬を成長させる方法が｢コースに落ちているニンジンを拾う｣だったり、いろいろと独自要素が強い。配合や厩舎経営の要素もなく、純粋なアクション系レースゲームである。 ｢馬の動きをリアル｣に再現と謳っているが、なら｢アクセル｣｢ブレーキ｣もせめて｢加速｣｢減速｣にしてほしかった。 ニンジンを拾う以外にも、いろいろな方法で成長に使う｢得点｣を得ることができる。全コースをグレード1で勝利すればエンディング。
製品情報 ハード：PCエンジンCD-ROM2 (PCE)発売元：ハドソン開発元：ハドソン / A Wave発売日：1991年6月7日 プレイ動画 www.youtube.com ストーリー amazon コブラ 2 【PCエンジン】 ナグザット Amazon
『コレクションポケット』 1997年発売／ゲームボーイ／バラエティ／株式会社ナグザット ミニゲームが10本詰まったお得？ なソフト。パッケージには｢10個のゲームが入っておもしろさ100倍!!｣などと書かれているが、ゼロは何倍しようがゼロである。普通10個もミニゲームがあれば1つか2つは面白いものが入っているのだが…。 大きく分類すればシューティング、レース、トランプ、スロット(運ゲー)の4種類が収録されている。 MAXレーサーはバトルサーキットと違って明確なゴールが無い。 パカパカの技の出し方は説明書を見ないとまずわからない。有馬記念で勝利すればクリアとなる。
www.youtube.com コンパイルがおくるシューティング・精霊戦士スプリガンより、 迫田敏明・竹内啓史・田中勝巳・長尾亮利作曲、『ACT 2-1 侵攻』。 2面の前半で流れます。
www.youtube.com ナグザットがおくるシューティング・ダブルリングより、 松下寿志・森島大祐作曲、『STAGE 4』（仮称）。4面で流れます。
『デビルクラッシュ』 1990年発売／PCエンジン／ピンボール／株式会社ナグザット 『エイリアンクラッシュ』の続編で、ややグロテスクながらもセンスのいいグラフィックに疾走感のあるBGMが特徴。盛りだくさんのギミックも楽しく、ピンボールゲームの傑作と言える。翌年にはメガドライブに移植されている。 ひときわ目立つ巨大な女性の顔は｢大顔面｣という名前。そのまんまである。 いちおうストーリーはあるのだが、何を言ってるのかよくわからない。 説明書は折りたたみ式。台のギミックを細かく説明してくれる。
製品情報 ハード：PCエンジン (PCE)発売元：ナグザット開発元：BIT2発売日：1990年1月26日 プレイ動画 www.youtube.com ストーリー 表向きは貧乏浪人の・藤兵衛。しかし裏の顔は圧政に喘ぎ江戸から脱出する者の手助けを生業とする逐電屋である。その彼に一件の依頼が舞い込む、それをきっかけに奇怪な事件に巻き込まれるのであった。出展元：ウィキペディア amazon 逐電屋藤兵衛 【PCエンジン】 ハドソン Amazon
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『デジタルチャンプ』 1989年発売／PCエンジン／スポーツ／株式会社ナグザット 主観視点のボクシングゲーム。時は20XX年、マザーコンピュータ・ゼアによって生み出されたボクサー・デジタルチャンプを倒すため、ミュータントの主人公が世界チャンピオンのクローンボクサーに立ち向かう！ というSFチックなストーリーだが、システムにはこの設定がまったく関わってこない。普通のボクシングである。 時代設定が現代でもまったく問題なかったと思う。 必殺パンチの打ち方が複雑。説明書を読んでおかないとまずわからない。
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