東京都北区西が丘にある、日本のトップレベル競技者用トレーニング施設。
文部科学省のスポーツ振興基本計画に基づき、オリンピックや世界大会等での国際競技力の向上を図る中核拠点として、国立西が丘運動場の跡地に建設された。2008年1月21日開設。
管理者は独立行政法人日本スポーツ振興センター(NAASH)で、主体的運用を財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が行う。施設の利用は、基本的にJOCの強化指定選手及びJOC加盟競技団体の推薦を受けた強化選手に限られる。屋内トレーニングセンター、陸上トレーニング場、屋内テニスコート、アスリート・ヴィレッジ(宿泊施設)などの施設があり、隣接する国立スポーツ科学センター(JISS)との連携も図られる。
屋外競技種目、海洋・水辺系競技種目、冬季競技種目、高地トレーニング施設については、日本各地の専用施設が「ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点」に指定されている。
2009年5月11日、味の素が命名権(ネーミングライツ)を取得し、「味の素ナショナルトレーニングセンター」と呼称されることになった。契約は4年間で総額3億2000万円。