ナチス党、ナチス・ドイツが採用した敬礼。
直立の姿勢で右手を伸ばし、一旦胸の位置で水平に構えてから、腕を斜め上に、掌を下側に、突き出す動作による敬礼。
ローマ帝国で用いられたローマ式敬礼を、ベニート・ムッソリーニがファシスト党やイタリア軍で復活させ、ナチスが更にドイツで採用したものを指す。
隠語として 88ととも呼ばれている。これはアルファベットでHが8番目である事から「Heil Hitler(ハイルヒトラー)」を意味する。
日本では高校野球の宣誓をはじめ、中学・高校の体育祭や競技会などでこの敬礼に似た敬礼を行っているケースが全国で見られる。国民体育大会の入場行進でも、貴賓席の天皇・皇后に対する敬礼として行なわれていたが、問題になったため、県花やイメージカラーのハンカチを振る挨拶に切り替えられた。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130319/scr13031908040000-n1.htm