都留泰作先生の漫画『ナチュン』を読みました。沖縄の海を舞台にした近未来SFです。全6巻です。 舞台は2050年頃の日本。主人公の「石井光成」はフランシス・デュラム教授が記録したイルカと戯れる映像を見てあるアイデアを思いつき、そのアイデアを実現して世界征服をたくらみます。 アイデアの理論の確立にはイルカの生態を観察する必要があり、観察できる場所を求めて琉球諸島にある真計島を訪れます。イルカを近くで見るために、働くことを条件にして漁船に乗せてもらいます。 海に出てイルカの群れに出会った石井は、そこでイルカと共に泳ぐ1人の女性と出会います。しかし、その女性は人が理解できる言葉を話せなかった…というの…