キャノンボール・アダレイの弟、ナット・アダレイの55年録音作品。キャノンボールはマイルスのバンドにも参加していたのでいずれソロを聴こうと思いつつなかなか手が伸びずにいましたが、先に弟の音源が手に入ったのでこちらからまずは聴くことになりました。 録音が古いですが、音もほっこりしていてリラックスして聴ける作品です。キャノンボールの作品は恐らくは咆哮が聴けるタイプのアグレッシブな雰囲気を勝手に期待しているんですが、まだ初期なのか、それともこういった雰囲気なのか、弟の方は落ち着いていますね。 しばらく前にキャノンボールの来日時の映像がケーブルで放送されていて、観ているとよく弟の話題が出てきます。ナット…