グミの仲間は世界に60種ほど、日本には約15種が自生。園芸植物として栽培されているのが、常緑性のナワシログミと、落葉性のナツグミ。ナワシログミは主に葉を観賞。枝は密に茂って長く伸び、生け垣として古くから利用されてきた。ナツグミの変種のトウグミには果実が長さ3cmにもなる「ビックリグミ」がある。 湾岸地域にはグミが多い。上記のビックリグミ(ダイオウグミ)、ナツグミの他にアキグミが目立つ。アキグミは、名前の通り秋に実が収穫できるグミ。収穫は秋だが、花が咲くのは春。実は1㎝弱と小さく、他のグミが楕円形なのに対し、丸に近い形をしている。ナツグミより一回り小さいアキグミの実は秋に熟す。 一方、ナワシログ…