タイ保健省は2022年7月21日、南部プーケットに滞在するナイジェリア人男性から、初めてサル痘が検出されたと発表しました。しかし、そのナイジェリア人男性は逃亡。カンボジアに密入国し、カンボジアの首都プノンペンで逮捕されています。 バンコク都のチャッチャート・シッティパン知事は7月25日、首都圏でのサル痘対策を発表。その一環として、ナイジェリア人が多く住むナナ地域を監視し、必要に応じて積極的な行動を取ることを明らかにしました。 また、タイ・ホテル協会では、全会員に対し、宿泊客にサル痘の症状がないか注意し、疑いのある場合は当局に報告するよう呼びかけています。 サル痘について (1)概要サル痘はリス…