おはようございます。本日の読書レビューは本田 哲也さんの『ナラティブカンパニー』~企業を変革する「物語」の力~です。ナラティブとは、人々に語り継がれる、という意味です。その語り継がれる物語が、経済に大きな影響を及ぼすということで、アメリカの経済学者ロバート・J・シラー氏が『ナラティブ経済学』と名付け、著書は世界的なベストセラーになりました。 ある企業がどん底から這い上がる時、または風評被害にあった商品が復活する時、そこに、秘話が隠れていたら、人々の心を動かせますよね。 本田哲也氏の『ナラティブカンパニー』は、前述のナラティブ経済学の観点から成功した日本の事例が多く紹介されています。 例えばコロ…