ニコラス・レイ

アメリカの友人（字幕版） デニス・ホッパー Amazon 以前あらすじをチラ見して不穏な話？と後回しになっていたがそこからの味ある展開 デニス・ホッパーの表情！ 色彩も良く小津監督風赤さし色だらけ 錚々たる監督たちの出演後から知る。（ニコラス・レイ、ダニエル・シュミット等々） 淀川さんとおすぎさんの「おしゃべりな映画館」1巻に紹介されている。

原題は「Der amerikanische Freund」 原作はパトリシア・ハイスミスの「太陽がいっぱい」の続編「Ripley's Game」 映画「太陽がいっぱい」でアラン・ドロンが演じたトム・リプリーのその後を デニス・ホッパーが演じています はい、見た目だけの問題ではなく（笑） まったく同じ原作とは思えません それはリプリーでなく、リプリーに利用され マフィア殺しをさせられてしまう貧しい額縁屋 ヨナタン（ブルーノ・ガンツ）を主人公にしたため リプリーの悪魔的な魅力が消えてしまっています しかも殺すほうは、素人ならではのドタバタ 殺されるマフィアたちもマヌケ とはいえ、ヴィム・ヴェンダー…

"Copyright 1955 リンクによる ジェームズ・ディーンの演技はもちろん、映画の作りの素晴らしさに脱帽。 今朝の１日１映画は『理由なき反抗』（1956年 アメリカ）を鑑賞。 酔った17歳の少年ジム（ジェームズ・ディーン）が警官に捕まった。 その晩に起こった集団暴行事件の容疑者として警察に連行された彼は、そこで美しいジュディ（ナタリー・ウッド）と、まだ子供のようなプレイトー（サル・ミネオ）と知り合う。 この三人の出会いが、やがて彼らの持つやり場のない苛立ちを露呈する事件へと結びついてゆく……。 ジェームズ・ディーンが「エデンの東」に続いて主演を務めた、ニコラス・レイ監督による名作青春ド…

DVDにて鑑賞。フィルマークスの点数がムダに高いけどよく見るシネフィルはそこまでの点数つけてなくて安心した。正直微妙……なんか長ったらしく感じてしまったな。 時計を買った店の主人に犯行中に話しかけられてぶん殴るくだりとかかなり良くて、冒頭の誰も知る筈のなかった物語、という語りが……彼が彼女に好意を抱いてしまったが為に、ささやかな時計のプレゼントをそこで購入してしまったが為に、完全犯罪が水の泡に帰した！ としたらなんとドラマチックだろうと勝手に盛り上がっていたら特になにもなくおっちゃん退場。以降出番なし！ で、なんか知らんけど二人のメロドラマが始まって(犯罪者なのにめちゃ呑気)これもなんだかかっ…

ジム・ジャームッシュは、その独特なスタイルとオフビートな物語で、アメリカのインディペンデント映画を牽引する存在として知られています。彼の人生とキャリアを振り返り、その魅力に迫ります。 ジム・ジャームッシュの生い立ちと学び 1953年1月22日、アメリカ・オハイオ州アクロンに生まれる。 コロンビア大学で文学と詩を学び、その後、ニューヨーク大学の映画学科に進学。ここで映画製作を本格的に学びます。 映画学科在籍中、巨匠ニコラス・レイやビム・ベンダースに師事し、多大な影響を受けました。 キャリアのスタートと成功 1980年、初監督作「パーマネント・バケーション」を発表。低予算ながら、ジャームッシュの独…

１１月のある昼下がり、左腕の肘に違和感を感じ何やろかと服をめくってみて驚愕した。見たこともないようなどでかい瘤が肘から飛び出してる。２センチを超える異様なそれを見て俺は死を覚悟した。急性の悪性腫瘍がたかが３、４時間の間に俺の体を蝕んでるんや、終わりや、さよなら、と覚悟を決めて外科に行ったらエコーで見て水やね、と言われた。注射をズブリと刺して抜いたそれは赤かった。血やね，と医者は言って俺のスマホのお薬手帳アプリを見て血液サラサラの飲んではるからそれちゃうかな、と言った。あらためて俺の体はボロボロなんやなと思った。 しばらくして、雨の日に仕事して濡れ鼠と化したまま数時間会社にいた。寒気を感じて、ヤ…

「師走」恒例が、ワンパターン。ある「都市伝説」 例えば。ベースボールの９回裏のXは無い、ヘッドスライデング。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 解答は、３日後。クリスチャンは、誰に倣うか。 そして、誰にも習うか。 延長戦に、持って行く。 ～～～～～～～～～～～～～～～～～～ 顔面、埃を被っても。当日、土砂降りで、ヘッドスライデング。ベースタッチが中指。指先５㎜がホームベースに着いて居れば。 監督は、君の泥だらけが、ユニホームの身体に手を添えて。 君が労を労うだろう。無言で、「よくやった。後…

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監督：ニコラス・レイ ニコラス・レイってことで期待したのだが、全然面白くなかった。別に大した秘密でもない。真相は何があったのかと思ったが、特にコレといった驚きはなかった。回想も煩わしく、この人達に全く興味が引かれなかった。フィルムノワールっぽいものではなく、平凡なサスペンスで拍子抜けした。。。

監督：ニコラス・レイ 急遽結婚するとことか、なんか観たことあるような話だなあと思ったら、Ｒ・アルトマンの「ボウイ＆キーチ」のオリジナルなのね。うーん悪くはないけど、取り立てて凄くもないような。ファーリー・グレンジャーとキャシー・オドネルの初々しい感じはよかった。あまり犯罪シーンを見せずにすっ飛ばして結果だけを見せるとこはある意味斬新というか、そこが本来一番の見せ場のはずなのに。逃避行系の後の映画に影響を与えたんだろうが、今の時代だとさほど衝撃はない。ちょいおまけ。

監督：ニコラス・レイ 都会の夜の犯罪を切り取る前半と一転して後半は雪の田舎町での犯罪。都会の刑事が田舎にきて少女殺しの犯人を追う。はっきり言って犯人へたどり着くのがあっさりしすぎだ。犯人探しとか推理とかそんなこと重要視してない。アイダ・ルピノは素晴らしいが、彼女が盲目である必要性もあまりない。刑事と被害者父がいっしょに犯人を追うという異常な捜査は面白かったけど。犯人は崖から落ちて終結。皆何とも言えない感じで終わる。刑事ドラマの1話ぐらいの内容だったが、フィルムノワールの魅力はあった。ちょいおまけ。

冬の猿 [Blu-ray] ジャン・ギャバン、ジャン＝ポール・ベルモンド、シュザンヌ・フロン Amazon 以前「お酒映画ベストテン」を作成したことがあります。 https://kinski2011.hatenadiary.org/entry/20180426/p1 あれから6年、改めて「お酒映画ベストテン」をリストアップして見ました。何故にといえば、このジャンルにジャストマッチするとびきりの名作を見てしまったからです。アンリ・ヴェルヌイユ『冬の猿』！ 『冬の猿』（1962年） これは酒飲みのファンタジー、酔っ払い映画のマスターピース。監督は『地下室のメロディー』『シシリアン』のアンリ・ヴェル…

In this new collection of reviews and essays, Jonathan Rosenbaum focuses on the political and social dynamics of the contemporary movie scene. Rosenbaum, widely regarded as the most gifted contemporary American commentator on the cinema, explores the many links between film and our ideological ident…

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太平洋航空作戦（字幕版）ジョン・ウェインAmazon 基本情報 Flying Leathernecks ★★★ 1951 スタンダードサイズ 99分 ＠DVD 感想 ■ガダルカナル島の航空支援を命じられた新任指揮官が、ヘンダーソン飛行場を奪還にくる日本兵に対して、危険すぎると危惧された超低空飛行作戦で地上部隊を援護して成功し、昇進するお話をジョン・ウェインが演じる戦記映画。■ただし、ガダルカナル戦の全体像とか、戦略とか戦術とか、彼我の駆け引きとか、そういった面白そうな部分は一切なくて、あるいみ現場主義のドラマ。ジョン・ウェインの指揮官に対して、昇進できなかった副官のロバート・ライアンが反目する…

書き下ろしです。 シネマヴェーラ渋谷で開催中のアイダ・ルピノ・レトロスペクティブ「カメラの両側で…」で未見だった３本の監督作を観て、この麗しい女優が凄い監督だという確信を、ますます深めた。ということで本記事は、2023年7月4日の "アイダ・ルピノ監督作『恐れずに』(1950)『暴行』(50)『ヒッチハイカー』(53)" の続編である。 ここでまず、ルピノの決して多くはない監督としてクレジットされた劇場用映画を、アメリカ本国での公開年月とともに列記してみよう。 『恐れずに』(1950年1月)『暴行』(1950年9月)『強く、速く、美しい』(1951年5月)『ヒッチハイカー』(1953年3月)『…