「縄文ノート62(Ⅴ-6) 日本列島人のルーツは『アフリカ高地湖水地方』」では主に「母なる川・ナイル」源流域のルウェンゾリ山の麓の「アフリカ高地湖水地方」からの人類の拡散を述べましたが、その前のニジェール川流域でのY染色体Dグループの縄文人の誕生とコンゴ川を遡っての「アフリカ高地湖水地方」への移動について補足したいと考えます。 私は人類の起源がアフリカであることを知りながら、ヒョウタンの原産地が西アフリカのニジェール川流域であることを知るまでは、アフリカのどこで日本列島人の祖先が生まれ、どのような経路で日本列島へやって来たのかについては、つい最近まで考えてもいませんでした。アフリカに行ったこと…