Nuovo cinema Paradiso
1989年 イタリア映画
アカデミー賞外国語映画賞、カンヌ国際映画祭審査員特別賞(ジュゼッペ・トルナトーレ)、ゴールデン・グローブ賞外国映画賞ほか受賞多数。
舞台は第二次世界大戦終戦時のイタリア。シシリアの小さな村人たちにとって、映画は唯一の娯楽だった。父親を戦争で父親を亡くした幼い少年トトも、映画に夢中に。映画館に通いつめ、映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)と仲良くなる。
幼年期から思春期、青年期の3つの幕を通してトト少年とアルフレードの友情が描かれる。音楽はエンリオ・モリコーネ。ノスタルジックとも先鋭的とも言い切れない不思議なところに位置するイタリア映画。
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映画監督になった主人公は、恋人にふられて、故郷の映画館に帰ってくると、映写技師の人が、「検閲」でカットされたエロチックな場面を次々と見せてくれて、主人公は泣く。
この場面の意味について、「はてなアンケート」で質問してみました。
http://q.hatena.ne.jp/1179555817
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のエンディングについて、ご意見を聞かせてください。
あれは、本田透的な、「現実の女なんかよりも、シネマの美女のほうがいいよ。だって、子供のころ、シネマの美女にリピドー感じたんでしょ、あなたは?」というメッセージ映画ではないですか?
結果は「そう思う」43票、「違う」16票、「わからない」41票。この映画は、はてな的には、「本田透思想」映画です。