任天堂より1999年1月21日に発売されたNINTENDO64用アクションゲーム。開発はHAL研究所。略称は「スマブラ」など。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの第1作目。
Wiiのバーチャルコンソールで2009年1月20日より配信されている。
サイドビューで浮島のようなステージ上で、各プレイヤーは任天堂のオールスターキャラクターを操って相手を攻撃し、相手を場外に落とすor遠くにふっとばした回数で勝敗を競う。攻撃を当てていくと、相手のダメージ%が上がっていき、ダメージが多いほど、攻撃でより遠くにふっとばせる。ステージの外にふっとばされても、遠くなければ、空中ジャンプや必殺技(復帰技)でステージに戻ることができる場合もある。
少ないボタンで操作ができるようになっていて、初心者でもすぐに楽しめる。Aボタンが通常技、Bボタンが必殺技で、スティックの倒す方向と強さで様々な攻撃を繰り出すことができる。
任天堂の各作品をモチーフにしたステージが登場し、各ステージには様々なギミックがある。対戦中には、モンスターボール、ファイアフラワー、ハンマーなど様々なアイテムがランダムに登場する。
1人用モードは、対戦相手が待ち受けるステージを順番にクリアしていくというもので、謎のザコ敵軍団、マスターハンド(ラスボス)といった本作オリジナルのキャラクターも登場する。ボーナスゲームとして、ステージに設置された10個の標的を全て破壊する「ターゲットをこわせ!」、ステージに設置された10個の黄色い台を乗り継いでいく「台を乗りついでいけ!」が用意されている。1〜4人でプレイできる対戦モードは、対戦ルールやプレイ時間などを自由に設定することができる。
相手を吹っ飛ばしてステージから落とすなどの斬新なシステムが大好評。異常なロングヒットを記録する。また、桜井政博氏の作ったゲームによく言える事だが、所詮子供向けと思って扱うと痛い目を見る事になる。
国内売上は197万本でNintendo 64史上2位である*1
キャラクター | 作品名 | 担当声優 |
---|---|---|
マリオ | マリオシリーズ | チャールズ・マーティネー |
ドンキーコング | ドンキーコングシリーズ | SE |
リンク | ゼルダの伝説シリーズ | 檜山修之 |
サムス・アラン | メトロイドシリーズ | SE |
ヨッシー | ヨッシーシリーズ | 戸高一生 |
カービィ | 星のカービィシリーズ | 大本眞基子 |
フォックス・マクラウド | スターフォックスシリーズ | 里内信夫 |
ピカチュウ | ポケットモンスターシリーズ | 大谷育江 |
キャプテン・ファルコン | F-ZEROシリーズ | 堀川りょう |
プリン | ポケットモンスターシリーズ | かないみか |
ルイージ | マリオシリーズ | チャールズ・マーティネー |
ネス | MOTHER2 ギーグの逆襲 | 大本眞基子 |
※キャプテン・ファルコン以下は隠しキャラクター扱い
*1:ちなみに1位は「マリオカート64」の224万本である