英:D minor 独:D mol D音(レ,ニ)から始まる短音階. D,E,F,G,A,B,C,D 音から構成される(自然短音階). 調号は♭が1つ。
バッハのシンフォニア4番はけっこう練習した また「アーティキュレーションの解釈違い」をやってしまった バッハは始める前に注意事項を確認すべき ニ短調は『悲しい』 バッハはプロテスタントとは考えたことがなかった バッハのシンフォニア4番はけっこう練習した バッハのシンフォニア4番は、記録をみると、2月25日から練習を始めている。最初は「なんと陰欝な曲だろう!」と思い、あまり練習に乗り気ではなかった。ところがやっているうちに、だんだん面白くなってきた。アンダンテだからそれほど速く弾けなくてもよいし、苦手なトリルが延々とあるわけでもないから、どちらかと言えば弾きやすい。私には悲し気、というより陰欝、…
よく知られているように、モーツァルトの作品においては、長調を採ったものがその大部分を占めています。 しかしながら、舞曲のような完全な娯楽音楽を除き、各ジャンルの中にわずかながら置かれた短調作品が、それ自体として印象的な光彩を放つと同時に、周囲の楽曲との対照、あるいは共鳴により、当の領域全体を引き締め、より多彩ならしめていることを、全体を俯瞰すべく集中的に聴くことで看取されるように思います。 これは、モーツァルトの全作品中で重要な位置を占める弦楽四重奏曲についても例外ではなく、「第13番 K.173」および「第15番 K.421」という、いずれもニ短調の作品がその役割を果たしており、その内の後者…
これまでにも何度か書いたように、1784年、モーツァルトは自身の作品を目録に記録し始めるとともに、自らの企画・主催による予約演奏会を開始しました。 これら一見ごく些細な出来事は、しかしモーツァルトの生涯、延いては音楽の歴史において一つの画期をなす、決して見過ごしてはならないものと言うこともできるように思います。 なぜなら、一人の人間が音楽家としての意識に目覚め、矜持と権利の表明を行った最初の一例とも見做せるからです。 この年、モーツァルトは実に6つものピアノ協奏曲に加え、自ら「これまでに書いた中での最高傑作」と述べている「ピアノと管楽器のための五重奏曲 K.452 変ホ長調」を作曲し、予約演奏…