牧野富太郎博士を 交えての 県花を決める 企画。 高知の委員は ノジギクを 推していたが すでに 他県の花に 決定済み。東京大学の教授が 牧野富太郎博士に こう 投げかけた。 「牧野先生、ヤマモモはどうですか」 すると 「うん、そりゃよかろう」 これで 高知の花は やまもも の花に 決まったという。 博士は 県の果実のつもりで 相槌を うったのに 県花に なってしまい 実に 複雑であったそうな。 やまもも の花は 地味なのだそうだよ。 蘇我赤兄(あかえ)の子孫と 称した 土地の豪族 安芸氏が 代々 安芸地方を 領有し 長宗我部元親との 戦に敗れるまでの 約300年間 その権威と名門を 誇ってい…