ノモンハン事件に同じ。 昭和14年5月11日〜9月16日まで満州国北西部のハルハ河周辺地域で発生した外蒙古(モンゴル)と満州国の国境紛争。 満州国の後援である日本軍(関東軍)とモンゴル軍・ソ連軍とが交戦した。 6月半ばまでを第一次、それ以降(大雑把に言ってジューコフ登場後)の第二次に分けられる。
日本陸軍の経験した最初の第二次世界大戦型の戦闘であり、兵站・戦略・統制などに劣る日本軍は大損害を受けた*1。
*1:ソ連軍も大きな損害を受けたことがわかっているが、ソ連軍(とジューコフ)はそういうものです
2022.02.21 今日は晴れてるけど、風がきついです(>_<) 今日は午後はパブロも途中まで参加で 珈琲館でふたりのお気に入りのお店が どう頑張っているかをスマホで見ていました バンデミックでなかったら、この方、 しょっちゅうロシアン雑貨求めて年に何回もロシアに行って、 向こうでバイトの女の子👱♀️誘って連れてきて、 店番させて、普通はそこまでやるかって ロシア雑貨ロシアンティーの店主I さんが 今どうしてるかなと店のHPをググってみたんですが、 国内のあちらこちらを巡って デパートなどで販売して生き延びてるみたいでした 良かった 実はI さんはサバゲー(サバイバルゲーム)通で、 店の奥…
「79年前、モンゴル東部の大草原で、日ソ両軍が激戦を繰り広げたノモンハン事件。ソ連軍が大量投入した近代兵器を前に、日本は2万人に及ぶ死傷者を出した。作家・司馬遼太郎が『日本人であることが嫌になった』と作品化を断念した、この戦争。情報を軽視した楽観的な見通しや、物量より優先される精神主義など、太平洋戦争でも繰り返される“失敗の本質”が凝縮されていた。しかし軍は、現場の将校には自決を強要した一方で、作戦を主導した関東軍のエリート参謀たちはその後復帰させ、同じ失敗を重ねていった。 今回NHKは、ロシアで2時間に及ぶソ連軍の記録映像を発掘。4Kで精細にスキャンした映像を『AIによる自動カラー化技術』で…
今回は、1930年代の旧日本軍記念章を分析します。 いずれも祖父の遺品ですが、祖母がしっかり保管してくれていました。 比較的目にする機会の多いアイテムですが、その持つ意味はとても重要なものですね。 今から約80年以上前の製品ですが、時代を考えると程度は極上ですよ! 目次 1 旧日本軍記念章(3種)とは? 2 全体及び細部写真です! ⑴ 皇紀二千六百年祝典記念章 ⑵ 支那事変従軍記章 ⑶ 国境事変従軍記章 3 その特徴とは? 4 製造とサイズのデータです。 5 まとめ スポンサーリンク スポンサーリンク 1 旧日本軍記念章(3種)とは? その昔「ロボタン(初代)」というロボットアニメがありました…
明治新政府による 西洋崇拝的な文明開化こそが悪の始源 文明開化とは 今日の「グローバルスタンダード」の事 「明治の文明開化」や「大正デモクラシー」 といった西洋崇拝の悪弊を捨てて 今こそ日本的な価値観に復古すべき これら明治初頭の文明開化や脱亜入欧政策が、「亡国の大正デモクラシー」の遠因です。 これは、1871年に使節団としてアメリカに上陸した岩倉具視がマゲを切って洋装になった時点から、本格的なブーストがかかります。 つまり、諸悪の根元は、長州閥主導による明治初頭の文明開化・欧化政策(西洋崇拝主義)に行き着くと思います。 明治に開国した時に、田舎から出てきた長州藩出身の政治家達が、西洋文明のき…
戦争指導者の信賞必罰、即ち 「海軍上層部の敗戦責任」を明確にすべし 「日本人の魂を復活させる」為のより具体的な方法とは、 戦後の日本人をマインド・コントロールして来た東京裁判の根幹たる「海軍善玉 陸軍悪玉論」を破砕する事 これです。 更に言うと、 真の敗戦責任者たる山本五十六を始めとする海軍上層部の「敗戦責任」を明確にする事、即ち戦争指導者の信賞必罰を明確にする事 これ以外にはないと思います。 その理由を、以下にまとめてみます。 信賞必罰なき国や集団は滅びる 情実人事や隠蔽工作がまかり通る集団に 戦勝は無い 情実に関係なく、素晴らしい業績を挙げた人は賞賛され、悪い事をした人(即ち自軍に損害を与…
「あの戦争は十分勝てる戦争だった」 この一言に尽る では何故、「勝てる戦争」に負けたのか? それは大東亜戦争の(主に海軍の)指導者達は、もはやサムライではなく、サムライの対極に位置する「学校出の偏差値エリートだったから」だと思います(※「偏差値」という言葉自体が出来たのは戦後も大分経ってからですが、本質は同じ事です)。 大正デモクラシーの教養を身につけて、日本古来の武士道精神を忘れた「近代人」及び「学校出の偏差値エリートだった」人達が、大東亜戦争の指導者となったのです。 陸軍は、中国大陸で中国軍やソ連軍と戦い(ノモンハン事変は日本陸軍の大勝利)実戦経験が豊富でしたが、海軍は日本海海戦以来、大き…
この世において「地獄」でない戦争は存在しないのかもしれませんが「独ソ戦」(1941-1945)は軍事的な合理性をすら失い「世界観戦争」(絶滅戦争)にまで変質して行ったという点において最高度に「地獄」的な戦争でした。それが読了していちばんの感想であり本書の核心と申し上げてよいかと思います。著者は新史料(あとで述べます)に基づき軍事的な「経緯」のみならず独ソ戦の「性格」を正確に論じています。一般向けの新書として白眉と思います。上記の著者の結論は「終章」において詳述されます。戦争をその性格上①通常戦争②収奪戦争③世界観戦争(絶滅戦争)の3つに分類し独ソ戦の時間的な各段階において①、②、③がどのような…
「戦争の大問題」(丹羽宇一郎著、東洋経済新報社)は素晴らしい本でした。以前、同じ著者の本を読んで、大したことないと思った記憶がありますが、その判断が間違っていたと思うほど質の高い本でした。 第二次世界大戦の経験から「負ける戦争は絶対してはいけない」と日本人の誰もが知っているでしょうが、「勝つ戦争すらしてはいけない」と公言している丹羽宇一郎のよう人は珍しいのではないでしょうか。上記の本からの抜粋です。 「戦争は国民を犠牲にする。戦争で得する人はいない。結局、みんなが損をする。特に弱い立場の人ほど犠牲になる。日本は二度と戦争をしてはいけない」 「『あの戦争は正しかった』という私とは異なる意見があっ…
服部卓四郎という名前は、何度も戦史・戦記の中で見ている。しかしどういう人物だったか、印象はあまりない。帝国陸軍のエリートとして、選択肢として常に強硬な方針を示し、結果として日本を破滅の淵に追いやったとされるが、そんな軍人は大勢いた。歴史に埋もれがちなこの人物に本書(2022年発表)でスポットライトを当てたのは、歴史研究家岩井秀一郎氏。 服部の経歴で目を引くのは、 ①1929年3~9月 関東軍作戦主任参謀 ②1941年7月~42年12月 参謀本部作戦課長 ③1943年10月~45年2月 同上 で、①の時点でノモンハン事変を主導して、多大な損害を受けている。この時関東軍の上級指揮官は退役させられた…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 2023年12月6日 YAHOO!JAPANニュース「日本陸軍初の本格的対戦車砲【94式37mm砲】 日本陸軍の火砲~太平洋戦争を戦った「戦場の神」たち~【第1回】 白石 光 かつてソ連のスターリンは、軍司令官たちを前にして「現代戦における大砲の威力は神にも等しい」と語ったと伝えられる。この言葉はソ連軍のみならず、世界の軍隊にも通用する「たとえ」といえよう。そこで、南方の島々やビルマの密林、中国の平原などでその「威光」を発揮して将兵に頼られた、日本陸軍の火砲に目を向けてみたい。 ガ…
昨日、軍事ライター兵頭二十八氏の、技術・戦術面から見た日米開戦の状況分析「真珠湾の真実」をご紹介した。後年伝えられていたより、さらに日米間の戦力格差は大きかったことが分かった。それでは、なぜ無謀というより絶望の開戦に至ったか、高名な歴史探偵半藤一利氏の手になる本書(*1)を読んでみた。年代順に、 ・ロンドン軍縮条約を巡る統帥権干犯問題 ・満州事変 ・二・二六事件 ・盧溝橋事件から日中戦争 ・ノモンハン事変 ・日独伊三国同盟 ・開戦を論じた御前会議 などが紹介、分析されていて、読者は真珠湾攻撃に至る道をたどることができる。対英米開戦を強引に進めたのは陸軍で、海軍はこれに引きずられたとされる定説を…
もくじはこちらコマンドマガジン第38号(2001/04)から第54号(2003/12)に掲載された同名連載記事をとりまとめ、その他のコマンドマガジン掲載記事をまとめたものだ。 連載当時からの2023年時点での変更情報も追記してある。 2023年から見ると20年以上前の古い記事をまとめたものだが、ウォーゲーム出戻りの私にとってはブランク期間だったので、知らないゲームばかり紹介されており、逆に新鮮だった。 ゲームシステムの特徴、簡単な史実、両軍プレイヤー視点での勝利のための作戦方針、両軍プレイヤーがどこに迷い悩むのかを中心に、それぞれのゲームを簡単に解説しており、とてもわかりやすい。 【1】CMJ…