浅倉秋成著 Amazonの書評を見てて面白だったから手にとって見てビックリ。厚い!763ページもある文庫本だった。ちょっとひるんだが、そういえば宮城谷昌光や司馬遼太郎で3巻セットや5巻セット読んでるじゃん、と気を取り直し読んでみる。 主人公は高校生ということもあり、ティーンズものにカテゴライズされているが、その区分けもなんだかなぁ、と思う。出てくる高校生は四人。アメリカ映画のティーンズが出てくるものはなんでそんなに子どもかなぁ。ってイラッと来るが、本作ではそんなことはない。逆に高校生でそこまでしっかりしてるか?っと思うくらい。でも、いてもおかしくない。 本の背表紙をなぞっただけでその本の全てが…