●ノーザン・ソウル Northern Soul のーざんそうる (1)主に1960〜70年代アメリカ北部にて制作されていたR&Bを差す。 (2)イギリス北部(ノーザン)の労働者階級の若者が好んだアメリカのR&Bやソウルのこと。その大部分は(1)と重なるが、アメリカ北部以外の曲でも、アップテンポな8ビートの「ノーザンっぽい」ソウルなら含まれる。
ここ数日、いつも以上に妙に、街の中にある何ともない光への感度が高まっている。 いま絶賛話題になっている、三宅唱『ケイコ目を澄ませて』を年末に観て、その16ミリフィルムでの圧倒的に美しい都市の映像に浸った影響、だろうか。 年末年始で実家に帰ったとき、初詣ついでに近所を散歩していたら、やたらといくつもの風景が目についたので、スマホで写真を撮った。特にニーズがあるとも思えないが、ここに残しておく。 以下のエントリーにも書いたように、僕にとって「川崎北部」、もっと大きく捉えればニュータウン的感性からな逃れられない。でも、歴史性が希薄なこの土地にだって、歴史のかけらはあるし、歴史性が希薄だからこその美し…
日曜日に貰えるキャンディの思い出 祖母が亡くなった… 87歳 ごうかいな人だった 自分が小さい時 すごく大きく見えた パワフルだった いつもそばに居てくれてた 嬉しそうに話を聞いてくれた 元気がない時は ”しょーもない顔して、どうしたん?” いつも気にかけてくれた 実家に帰ると ”おあいそなしに”と 温かく迎えてくれた 身体の調子が悪くなるとがまんした がまん強かった 誰かに助けてもらおうとしなかった いつの間にか悪くなっていた 話ができなくなった ご飯が食べれなくなった 起き上がれなくなった 黄色くなった 何もしてあげられなくなった 自分が大きくなると 久しぶりに会った祖母はすごく小さく見え…
さまざまな「カルチャー」 サブカルチャーから「文化」を考える モッド・サブカルチャー サブカルチャーの転生 スキンヘッド、ノーザン・ソウル、モッド・リヴァイヴァル、ルード・ボーイ 連載「ルーディたちのスタイルとデザイン——2トーンと視覚文化」(全3回) 第1回:UKブラックの系譜 文:佐藤守弘(視覚文化研究)|Column|AMeeT 連載「ルーディたちのスタイルとデザイン——2トーンと視覚文化」(全3回) 第2回:日常のポリティクス 文:佐藤守弘(視覚文化研究)|Column|AMeeT 連載「ルーディたちのスタイルとデザイン——2トーンと視覚文化」(全3回) 第3回:ジェリー・ダマーズのデ…
さまざまな「カルチャー」 サブカルチャーから「文化」を考える モッド・サブカルチャー サブカルチャーの転生 スキンヘッド、ノーザン・ソウル、モッド・リヴァイヴァル、ルード・ボーイ サブカルチャーの終焉と文化遺産化 クール・ブリタニア - Wikipedia MODS & KAISER CHEIFS LONDON CLOSING CEREMONY 2012 Parka | V&A Explore The Collections StreetStyle (English Edition) The Jam | Somerset House 佐藤守弘 連載「巨大な書庫で迷子になって」(全3回) 第3回…
1、作品の概要 『ノーザン・ソウル』2014年にイギリスで公開された映画。 2019年に日本でも公開された。 監督はエレイン・コンスタンティン、主演はエリオット・ジェームズ・ラングリッジ。 1974年のイギリス北部の田舎町バーンズワースを舞台に、若者たちを虜にした音楽ムーヴメント『ノーザン・ソウル』にまつわる青春物語を描いた。 2、あらすじ 1974年イギリス北部、ダサくて学校でもバカにされていたジョンは、優しい祖父との時間と、バスで一緒になる看護師への恋が唯一の救いだった。 母の勧めで何気なく行ったユースクラブでソウル・ミュージックと激しくダンスしていたマットに出会ったジョンの日常は変化し始…
1、作品の概要 『ソウルパワー』は2008年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画。 モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの世紀の一戦の前に1974年のザイールで開催されたソウル・ミュージックのフェス『ザイール‘74』の模様を描いた。 上映時間は93分。 監督はジェフリー・レヴィ=ヒントで、編集はデヴィット・スミス。 ジェームス・ブラウン、BBキング、シスター・スレッジ、ビル・ウィザーズ、ザ・スピナーズ、クルセイダーズらのソウルミュージシャンと、伝説的なボクサーであるモハメド・アリが出演している。 2、あらすじ 1974年、モハメド・アリ対ジョージ・フォアマンの1戦がザイールのキンシャサ・…
So Cool The Very Best Of [2022年作品] Secret Affair 大好きなバンドのベスト そりゃ終活中でもゲットしちゃいますよね CD2枚組で全34曲収録 だけど目的は2枚目のCDの1番最後の1曲だけ でもゲットしちゃいますよね だから物が減らないんだなぁ(^_^;) 1978年~1982年のイギリスのバンド ネオ・モッズ(モッド・リバイバル)と 呼ばれるシーンの中で1番好きなバンドかも 活動中に発表した全シングルを収録 そして 3枚の全アルバム 歴史的名盤のオムニバス「Mods Mayday '79」 再結成後に発表した2012年のアルバム からまんべんなくチ…
円安が止まらない。 値上げに次ぐ値上げ、増税に次ぐ増税、上がらない給料…私のような小市民はもはや這う這うの体なのである。 レコードもあれよと高騰化する一方であり、主に形あるもので楽しむタイプのオールドスクールな音楽ファンには特にツラいご時世である。輸入盤が高価なのでなく日本人が貧乏なのであり、こうして文化もますます世界から遅れをとる一方なのだろう。 つい先日久しぶりに乗車したまっつん氏の愛車=Vamosにも今やSpotifyが導入されており、アプリによるシャッフルミックスが自動再生されてはRCやらシナロケやスライダース、シオンなどがその小さな車体を震わせており、これはこれで便利かつ楽しかろうと…
ノーザン・ソウル です。 1970年代初頭イングランドでの話。 ある日気の進まないままにいったクラブで、 ソウルミュージックにあわせて激しく踊る青年マットと出会い意気投合する。。 ネットでノーザン・ソウルを調べたんですが イギリスで60年代後半夜通し踊り明かした音楽文化のようです。 フランキー・ヴァリならわかるけど音楽は確かに良さそうですね! ストーリーのほうは07いいんだけど、 主人公とかに全然感情移入は出来ませんでした! ★★★★4.0
最近はもうあまり音楽を聴く時間が無くなってしまったが、そんな中でも相変わらず聴いているのがザ・ヴァーヴ(THE VERVE)だったりする。日本ではそれほど人気も知名度もないバンドかもしれないが(強いて言えば3rdアルバムが知られているくらい)、僕の中ではヴァーヴといえば90年代にデビューしたバンドでトップ3に入るほど大好きだ。 というわけで、そんなザ・ヴァーヴが95年に発表した2ndアルバム“A NORTHERN SOUL”について今回書き綴ってみる。 (2nd“A NORTHERN SOUL”) 当ブログで何度も“ヴァーヴ愛”を語っているが、『何で日本であまり人気が無いんだろう?』と改めて考…
note.comこんなnoteを読んだ。私は英語と日本語しか話せない。そんな狭い見識でも語ることを許されるとしたら、私が言えることは「言葉は身体で話すものである」ということかもしれない。私はいちいち「この言葉は英語でどう言うのだろう」と考えたりしない。いや、昔は考え考えしゃべっていてつっかえていたのだけれど、今は考える前に自然に英語が出てくる。自分の頭ではなく自分のハートというかソウルがしゃべっているという実感がある。裏返せば、ハートやソウルにしゃべらせれば英語は意外と流暢に出てくるものではないか、とも思う。ただ、そこに行き着くまでには練習/学習が必要かな、とは思うにしろ。 久しぶりに映画を観…
エレイン・コンスタンティン『ノーザン・ソウル』を観る。いつもながら私の個人的な繰り言を書くと、私自身この映画のジョンとマットのようなボンクラな男の子だった頃があった。変わり者と呼ばれても自分のテリトリーを守り続け、マニアックな音楽に走りその趣味を極めようとする。あまつさえその趣味をなんらかの手段で広めよう、発表しようとありがた迷惑なことを考える(この映画の中のふたりはDJで、私の場合はミニコミだった)。なにが人をそうさせるのか。それは永遠の謎だ。ではこの『ノーザン・ソウル』で描かれる「永遠の謎」としてのDJは私たちを酔わせる類のものだろうか。www.youtube.com時は1970年代半ばの…