2005年米映画作品:ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
彼らの愛する妻であり母だったアリソンが、自ら命を絶った。あまりの衝撃にまだ9歳のエミリーはすっかり心を閉ざしてしまう。心理学者であるデビッドは幼い娘の心の傷を癒そうと、エミリーと共に、ニューヨーク郊外の湖のほとりある静かな町に移り住む。しかし、エミリーは周囲と打ち解けようとせず、いつしか部屋で“見えない友達”チャーリーと遊ぶようになっていく。心に傷を抱える子供が、想像上の友達と遊ぶのはよくあること。だがチャーリーと名付けられた、エミリーの“見えない友達”は、ただの遊び友達ではなかった。深夜、浴室での物音に気づいたデビッドは、そこにクレヨンで殴り書きされた「彼女を殺したのはお前だ」の文字を見つける。振り向けば、泣きじゃくるエミリーの姿が。「書いたのは私じゃないわ、私じゃない……チャーリーなの」
デビッドは愛する娘の心の闇を開くために、すべてを投げ打つ決意をする。しかし、それはさらなる悲劇の始まりに過ぎなかった……。 (公式HPより)