ハッチョウトンボ Nannophya pygmaea Rambur, 1842 は、トンボ科(Family Libellulidae)ハッチョウトンボ属(Genus Nannophya)で、日本に150種ほど生息するトンボの中でもっとも小さく、世界的にも最小の部類に属する。写真では、その小ささが伝わらないので残念だが、成虫の体長はオスメスともに15~20mmほどで、一円玉(直径20 mm)の中に収まるほど小さい。名前の由来は、江戸時代の本草学者である大河内存真の著した『日本産昆虫数種についての図説』にて「矢田ノ鉄砲場八丁目にのみ発見せられ、そのためハッチョウトンボの名を有する」との記載に因むと…