タッパンジー橋から眺めるハドソン川の上流、橋の下流は大都市ニューヨーク、人間の街と自然界の境界に引かれた橋という名のライン。 今年の5月のニューヨークは雨の日が多く曇り空が続いた。街の西側を流れるハドソン川の水量は豊富で、上流から流れ込む土砂の色が混ざり光沢のある灰茶色をしている。ニューヨークの街から20マイル(32キロ)、車で約30分北に向かって高速道路を走ると、ハドソン川に掛かるGovernor Mario M. Cuomo 橋、通称 タッパンジーブリッジと呼ばれている全長3.6マイル(5.8キロ)の巨大な鉄とコンクリートの吊橋を目にする。橋の北側には整備された歩道が設けられており、歩いて…