(紅河ハニ棚田、中国語: 紅河哈尼梯田) 中華人民共和国雲南省紅河ハニ族イ族自治州内に広がる棚田群。 紅河南岸の哀牢山中にあり、元陽県を中心に紅河県・緑春県・金平県など複数の県に及ぶ。総面積約54000ヘクタールで、最大標高1800メートル、最大勾配75度の斜面にまで築かれている。この地に移住してきたハニ族の人々が8世紀頃から営々とつくり広げてきた。国連食糧農業機関(FAO)により世界農業遺産に認定。2013年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。