『過緊張性発声障害の被験者における声門上圧迫に対するハミングの即時効果』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 過緊張性発声障害(MTD)の声門上圧迫がハミングにより矯正されるかを、患者23人(男性13人,女性10人)と喉頭に異常の無い対照群15人で調査。 研究参加者は経鼻喉頭ファイバースコープ下で、自然な発声,ピッチ変化の無いハミング,低ピッチから高ピッチへ変化させる「um-hum」ハミングの3種類を行うよう指示された。 結果、ピッチ変化の無いハミング後には、対照群とMTD群の両方で、声門の前後方向の距離(狭窄)および仮声帯の側方距離(狭窄)が有意に拡大した。MTD群のうち18人は…