人生は目的地のない旅のよう アメリカ ポール・マザスキー監督 ニューヨーク、古いアパートが取り壊されることになり、72歳のハリーと愛猫のトントは長男の家に厄介になるが、どうも居心地がよくなかった。 ハリーはシカゴで書店を営む娘を訪ねる旅に出発する。 トントのために飛行機と長距離バスに乗ることができず、中古車を買い途中で家出娘と道連れになる。二人でハリーの初恋の女性を介護施設に訪ねるが女性は認知症だった。でも昔を懐かしみながらハリーは初恋の女性とダンスを踊る。女性の幸せな顔。 ハリーがシカゴの娘に「歳をとれば不思議なことに友はみなあの世だ」と言えば、娘は「新しい友人をつくればいいのよ」と素っ気な…