村上春樹の新刊が4月13日にリリースされると聞いた(ソースは新潮社の特設サイトから)。私は高校生の頃にひょんなことから『1973年のピンボール』を読み、それが縁で『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』といった彼の作品世界にハマっていったのだった。彼のことが好きだと公言することがカッコ悪いとされる風潮があったし、今でもあるのかもしれない。私も彼の書くものを無批判で受け容れるほどアマちゃんではない。だが、それを踏まえてもなお村上春樹と一緒に成長してきた人間であると自負しているし、今なお目が離せない作家であるとも信じている。新作も読むつもりである。また「不思議なことが起きて女性がどこかへ消えて…