1881年(明治14年)3月5日、 ハワイ王国のカラカウア国王が来日します。 これが史上初めての外国の国家元首の来日であり 同時に初めて天皇に接見した国家元首でもあります。 (日本との連携強化を目指して) カメハメハ大王が統一したハワイ王国、その第7代の王が、カラカウア王です。 1881年(明治14年)カラカウ国王は、日本をはじめ、中国、アジア、ヨーロッパ諸国を10カ月かけて巡りました。旅の目的は見聞を広めることでしたが、「諸外国にハワイ王国の存在を認めさせる」という外交目的や、「労働者不足を解消するための移民交渉」という意味もありました。 (史上初の国家元首の来日) カラカウア国王は、ハワイ…