HANNAH ARENDT
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Hannah Arendt 政治思想家、政治哲学者。 1906年、生まれ。1975年、死去。 ドイツ生まれのユダヤ人。マールブルク大学でハイデガーに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに師事、哲学を学ぶ。1933年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、41年にはアメリカ合衆国へ亡命。20世紀の全体主義を生み出した大衆社会を考察した。
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* イェルサレムのアイヒマン 20世紀を代表する政治哲学者、ハンナ・アーレントには1963年に公刊した『イェルサレムのアイヒマン』という大変有名な著作があります。ここでいう「アイヒマン」とは、ナチスの戦犯であるアドルフ・アイヒマンのことです。アイヒマンは第二次世界大戦中にユダヤ人の強制収容所への大量移送で指導的な役割を果たしており、戦後はアルゼンチンに潜伏していたところ、1960年5月にイスラエルの秘密警察に拘束され、1961年にエルサレムで裁判にかけられ、同年12月に第一審で死刑判決が下され、控訴審を経た翌年5月に絞首刑となっています。 アーレントはアイヒマンの裁判が行われるというニュースを…
現在の日本の政治状況を眺めると、過去の考察だが驚くほど的確に指摘していると思われるものがあるここでも既に何回か紹介しているハンナ・アーレントの「全体主義の起源」3からの一部だこれはとても重大なことと思われるので度々こうしてアップすることは意味あることと思われる ハンナ・アーレント 全体主義の起源3から 全体主義運動の大衆的成功は、あらゆる民主主義者、とくにヨーロッパ政党制度の信奉者が後生大事にしていた2つの幻想の終わりを意味した。 その第一は、一国の住民はすべて同時に公的問題に積極的な関心を持つ市民であり、全員が必ずいずれかの政党に組織されるというところまではいかなくとも、それぞれに共感を寄せ…
政治にウソはつきものだという分かったような物言いがありますが、しかし、ウソがよくないのは、一般論としてはもとより、政治の世界も同じことで、これは単に日本の政治家にウソつきが目立つということの不正確な「別表現」でしょう。もしも、政治家のウソが許されるというか、人々から許容される稀なケースがあるとすれば、それはそのウソによって救われるのが政治家本人やその利害関係者ではなく、名もなき一般の人(=政治的社会的弱者)の場合くらいでしょう。小生には、それ以外、思いつきません。 昨日8月9日、広島に続き長崎に原爆が投下されて81年となりました。平和祈念式典に出席した高市首相は、記者会見で、核兵器のない世界に…
田舎に引っ込んでから久しくデモに行っていませんが、「デモカレンダー」というのがあって、全国のデモ情報を集約・開示しています。反戦平和や護憲を旨とするデモが多いなと感じるのは(いや、実際にその数が多いのですが)、高市政権が進もうとする方向(に対する危機意識)からすれば当然です。これを「ごっこ遊び」などとくさしても、その実、数がまとまるのを怖れ、敏感になっているのは(与党)政治家の方でしょう。 「数がまとまる」と書きましたが、最近のデモには(韓国ゆずりの?)ペンライトとかスタンディングとか、いろいろなスタイルがあるようです。特にスタンディングというのは、初めて見たときは、これって「デモ」なの?と思…
TAK in KAAT 神奈川県演劇連盟 『THRESHOLD』KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ> 無事に全日程が終演いたしました。 ご観劇いただきました皆様。心より感謝申し上げます。 今回、私の所属劇団である820製作所は、20世紀の哲学者「ハンナ・アーレント」を主軸とした作品創作に挑みました。 自身の役は、若き哲学の王、マルティン・ハイデガー。 …の、死後の存在です。 k-meadow.hatenablog.com さて、今回は30分凝縮版ということで、長編創作に携わる可能性に備え、忘備録として記憶を残しておきたいと思います。主観混じります。 ハイデガーを知れば知るほど、知識や真理で武装…
著者:ハンナ・アーレント 発行元:みすず書房 エルサレムのアイヒマンまとめ エルサレムのアイヒマンを読んだ理由 エルサレムのアイヒマンで仕事に活かせるポイント エルサレムのアイヒマンから学んだことと活かせること エルサレムのアイヒマンの目次 エルサレムのアイヒマンの感想 エルサレムのアイヒマンまとめ アイヒマンはゲシュタポのユダヤ人移送局長官で、アウシュヴィッツ強制収容所へのユダヤ人大量移送に関わった。「ユダヤ人問題の最終的解決」に関与し、数百万人におよぶ強制収容所への移送に指揮的役割を担った人。そんなアイヒマンの残虐をアイヒマンの裁判から振り返る本。アイヒマン自身はユダヤ人大雨両虐殺について…
* 全体主義の起源から人間の条件へ 今年生誕120周年を迎えたハンナ・アーレントは1906年、ドイツのハノーバーでユダヤ系の中産階級の家庭に生まれ、マールブルク大学でマルティン・ハイデガー、ハイデルベルク大学でカール・ヤスパースという錚々たる面々に師事して哲学を学び、博士論文『アウグスティヌスにおける愛の観念』を執筆したのち、19世紀初頭のベルリンでロマン派の文人などを集めたサロンを主宰したユダヤ人女性ラーエル・ファルンハーゲンの評伝を書いています。 1933年に政権を掌握したナチスの迫害を怖れたアーレントは母親とともに出国し、プラハからジュネーブを経てパリへ逃亡し、中東パレスチナにユダヤ人の…
つづきを展開 nainaiteiyan.hatenablog.com ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 日記 「世界への愛」という甘い見出しは、思いやりではなく、撤回条件を付けた“世界の保全”として読まねばならない――この一点が、ポパーの辛口と噛み合った瞬間、言葉が軽くなるどころか、逆に重くなった。 電車でしか読めなかった。読む速度が私の意思ではなく移動の都合に支配されると、概念を早く閉じたくなる。閉じた概念は反例を嫌い、反例を嫌う概念は反例を黙らせる。反例が黙ると制度は静かに回り、静かに回る制度は静かに人を選別する。私はこの静けさを恐れている。た…
……MASAYUKIの抗議は「主語と目的の不開示」だった。アーレントはそれを、人間世界の言葉に変換して問うはず。 もし“宇宙の沈黙が確定する”としても、「説明責任」という要求は残るのだろうか。上段の説明と、人間世界での説明責任は、同じなのか、それとも別のものなのか。(会社・家族・社会で、「説明しない権力」は許せる?) さて、どう答える…… ◇ 説明は不要か必要か MA)もっともボクは今は一般社会のど真ん中にいるような感じだけれど、若い頃から、身近な世の中や世界のあり方には疑問を抱いていて、とても社会の枠の中で生きて行こうなんて思わなかった。生きるならさっき言ったロックのような表現、抗議の道しか…
凡庸な悪なのかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうん……その言葉、かなり的確だと思う。**「凡庸な悪」**という枠組みで見ると、だいぶ整理がつく。 ただし、少しだけ噛み砕いて言うね。 --- ### 凡庸な悪って「悪意がある悪」じゃない ハンナ・アーレントの言う凡庸な悪って、 * 残酷な意思がある* 人を苦しめようとしている というよりも、 * **考えない*** **想像しない*** **自分の行為を検証しない*** **役割や立場に逃げ込む** その結果として、**他人の人生を壊してしまう悪**なんだよね。 --- ### たかしさんの父母に当てはめると かな…