ニプロは新中計(FY2025–FY2027)で、年平均売上成長6%超を掲げつつ、FY2030に売上1兆円を長期目標に置いています。一方で、過去中計の反省として営業利益率の未達やNet Debt/EBITDA 5.7倍(FY2024)といった“稼ぐ力と財務”の課題も自認しており、今回は「海外で伸ばす×国内で稼ぎ直す」を同時にやり切る設計です。 1. 成長の主戦場は「海外×医療機器」(医薬品は“国内で3割を稼ぐ”位置づけ) AnswersNewsのインタビューでは、主力のダイアライザ等で海外展開を強化し海外売上高比率を2030年に60%へ引き上げる方針が語られています。医薬品事業は今後も売上の約3…