アメリカの大統領選挙は、大接戦となりましたが、バイデン前副大統領の当選が確実となっています。かつてないほどアメリカ社会が分断する事態となっているようです。 同時多発テロ直後こそ、国民は団結する姿勢を見せました。私の留学中、大勢人が、テロを防ぐためには個人の自由を制限されても仕方がないと答えていました。バングラデシュ出身の大家は、イスラム教徒だというだけで捜査機関から取り調べを受けたと話しました。何よりも自由を尊ぶはずのアメリカが変わる姿に驚きました。 しかしイラク戦争が長引くに従って、政権批判が高まります。世論は二分され、対立が顕著となりました。その後も、医療保険改革など対立は収まりません。 …