毎日10,000歩 父が亡くなった日も通夜の日も葬儀の日も途切れなかった。 自分のせいで継続が途切れることを父も望まないだろうからね。 だから今日も傘をさしてテクテク歩いた。 いろんなことを考えながら。 さて 目の前に下校中の集団がいた。 どうやら下校付き添いの必要な1年生だろう。 女の子が三人、父親が一人、母親が二人。 そんな集団、立ち止まっているようだ。 ここが誰かの家で、そこでバイバイしてるのかな?とか思って歩みを進めた。 すると聞こえてくる話し声。 「ほら、○○ちゃんはもう謝ってくれたでしょ?だからもうあんたの問題よ?ちゃんと仲直りできる?」 とお母さんが娘にキツめに声をかけている。 …