クルマは加減速時やコーナリング時に荷重移動をします。その荷重はタイヤを通してサスペンションに伝わります。タイヤは弾性をもってそれを受け止めますが、弾性があるということは、タイヤもスプリング(サスペンション)の一部として考えることもできるわけです。この関係は、軽自動車でもF1マシンでも同じです。 サスペンションの一部としてのタイヤ きちんと知りたい!自動車サスペンションの基礎知識(日刊工業新聞社) 次回以降に解説しますが、タイヤのサイドウオールの硬さや偏平率で乗り心地は大きく変わってきます。サスペンションが硬くて乗り心地の悪いクルマだなと思っていたのが、タイヤを変えたら見違えるように乗り心地が良…