正式名聖母マリア修道院(ポルトガル語表記でMosteirode Santa Maria da Vitória)
ポルトガル・レイリア地方の都市バターリャにあるドミニコ修道会の修道院。ポルトガルにおける後期ゴシック建築の傑作であり、マヌエル様式も用いられている。ポルトガルの独立を象徴する建築物であり、1983年、ユネスコの世界遺産に登録された。
バターリャ修道院は、1385年8月14日、バターリャ近郊で行われたアルジュバロータの戦いで、カスティーリャ王国軍をジョアン1世が打ち破ったことを聖母マリアに感謝するために建設が開始されたもの。長い年月を掛けて建造されたが、礼拝堂は未完のままとなっている。