Armaly et al. (1983)はのバックステップ流れの層流流れに関する詳細な実験データを報告している.特に急拡大後における流れ場として流れ方向の速度成分の測定値が提供されている.なお,流入境界条件には平板間の発達した層流流れの解析解の分布を与えるのが妥当であると考える.また,Reynolds数が大きい条件では,スッテプ後の流れは定常に達することなく変化しつづけるため,測定結果との比較には数値解の時間平均操作が必要である. 1) Armaly, B. F. et al., Experimental and theoretical investigation of backward-fa…