バラムツ

バラムツ

(動植物)
ばらむつ

[学名] Ruvettus pretiosus
バラムツ薔薇鯥)は、スズキ目サバ亜目クロタチカマス科バラムツ属に属する魚。沖縄地方では「インガンダルマ」とも呼ばれている。
体長は最大で2〜3m、南日本以南の太平洋側の深海に多く生息する魚類で、体を覆うバラの棘のような棘状の硬い鱗が和名の由来。
油は甘く大トロのようだとも表現されるが、ワックスエステルR1COOR2*1が多く含まれており、ワックスエステルは人の消化器官では消化されないため、大量に摂取すると皮脂漏症を起こしたり、消化吸収されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出したり、下痢や腹痛を起こす場合がある。
日本国内では1970年に厚生省通知(環乳発第83号)によって販売が禁止されており、市場で発見された際には全量廃棄することになっているため、市場に出回ることはないが、自身で釣って、そのリスクを踏まえたうえで食す者もいるという。

関連語 リスト::動物 リスト::魚類

*1:高級脂肪酸R1COOHと高級アルコールR2OHのエステルで、単にワックスともいう

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