Hatena Blog Tags

バリスタ

(一般)
ばりすた
  1. ballista(羅) 火器登場以前の攻城戦兵器の一種。工学の天才ローマ人たちが作った。一言で言えばでっかい弩。実録→[uri]
  2. varistor(英) 電子素子の一つ。「voltage VARIable resiSTOR*1」の略。といっても構造はキャパシタ(コンデンサー)とほぼ同じで、二枚の導体の間に*2半導体が挟み込まれているだけである。印加電圧が一定以下であれば(キャパシタのように)電流を通さないが、一定電圧を超えると半導体が本領を発揮して急に抵抗値が下がって大電流を通すようになる。多くの電子回路でサージ対策として用いられている。
  3. Barrista(伊) バール(bar)でサービスする人(-ista)、の意*3。特に、エスプレッソを淹れる技能に関連する語として用いられることが多い。あるいは、スターバックスのエスプレッソマシーンの商品名→[uri]。スターバックスの店員自体もそう呼ぶ。
  4. FF11におけるPvP(対人戦)の一種。
  5. barrister(英) 英国における法廷弁護士。ソリシタ(solicitor;事務弁護士)と区別される。

*1:電圧で変化する抵抗

*2:絶縁体の代わりに

*3:つまりバーテンダーと同源である

バリスタ

(サイエンス)
ばりすた

【varistor(英)】
主にサージ吸収に用いられる電子素子。「voltage VARIable resiSTOR*1」の略。
構造はキャパシタ(コンデンサー)とほぼ同じで、二枚の導体の間に*2半導体が挟み込まれている。印加電圧が一定以下であれば(キャパシタのように)電流を通さないが、一定電圧を超えると半導体が本領を発揮して急に抵抗値が下がって大電流を通すようになる(バリスタ電圧という)。バリスタ電圧は製品によって数10V〜数100Vとさまざま。
この特性を利用し、多くの電子回路で雷サージやモーター・リレーの開閉サージなどの突発的な高電圧をバリスタにバイパスさせ、回路を保護するサージ対策に用いられている。
形状はセラミックコンデンサのようなディスク形、チップ形、ロッド形などがある。写真は日本ケミコンのセラミックバリスタTNR(ディスク形)。

*1:電圧で変化する抵抗

*2:絶縁体の代わりに

このタグの解説についてこの解説文は、すでに終了したサービス「はてなキーワード」内で有志のユーザーが作成・編集した内容に基づいています。その正確性や網羅性をはてなが保証するものではありません。問題のある記述を発見した場合には、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

ネットで話題

もっと見る

関連ブログ