valproic acid 抗てんかん薬、抗躁薬などとして用いる。「各種てんかん(小発作・焦点発作・精神運動発作ならびに混合発作)およびてんかんに伴う性格行動障害(不機嫌・易怒性等)の治療。躁病および躁うつ病の躁状態の治療。」に用いる。<デパケン><セレニカ>などの商品名で販売されている。 薬剤に使われるのは通常バルプロ酸ナトリウムであるが、短くバルプロ酸と呼ばれる事が多い。
てんかん 双極性障害
息子(23歳・重度自閉症)にデパケンを処方していただいてから六日になる。 (敷いてあるハンカチは仙台で買った伊達政宗キティちゃん) 一日二回、夕食後に一錠、寝る前に一錠。 けっこう大きな錠剤だけど、幼少期からビタミンなどのサプリ類を飲むのに慣れているので、いやがらずに飲み込んでくれる。 飲み始めた翌日には、息子の行動に変化が現れた。 まず、常同行動が激減した。 とくに、同じことを何度でも聞いてくることが、一切なくなった。 これまでの息子は、ショートステイの前日になると、ほとんど一日中、 「あしたおとまり?」 という質問を繰り返していた。回数を数えたことはないけれど、おそらく一日に数百回は繰り返…