香りは蜜がいっぱいのプラムにワイルドベリーの酸っぱい予感、チョコレート、オレンジ、なめし皮・・・グラスからの距離でくるくると表情が変わります。でも、一貫してフレンドリーで魅惑的。口に含むと個性のある酸味に目を見張ります。果実味、甘味をじゅうぶん感じさせながら上品な面持ちは崩さず、ときおり感じるピノノワールのようなエレガントな面影。それにしても、このワインの魅力は、やはり、このチャーミングでエキゾチックな酸。タンニンを殺してでもこの美点に賭けたのは正解だと思います。また、気になるワイナリーが増えてしまいました。JS94点。 ROBERTO VOERZIO BARBERA D'ALBA IL CE…