チャイコフスキーの組曲『くるみ割り人形』作品71aを聴いていると、いつもすごく得をした気分になる。25分にも満たない短い音楽なのに、魅力が詰まっている。 ゴディバだとか、ラ・メゾン・デュ・ショコラとか、パティスリー・サダハル・アオキ・パリとかの高級チョコが、500円でてんこ盛りで詰め合わせされている感じがするよね。 はい、はい。 『くるみ割り人形』のストーリー 意外なほど知られていないのが、『くるみ割り人形』の内容。僕も知りませんでした。知らないので、いつも情景を勝手に補っていました。 もともとは1時間半を要するバレエ音楽。メルヘンチックなストーリーを持っています。それじゃ流れを整理してみます…