正式名称は「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」
一定の廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した条約。 国連環境計画(UNEP)が、1989年3月、スイスのバーゼルにおいて採択、1992年5月5日発効。 2004年9月現在締約国数は162カ国、1機関(EC)。 日本では、1992年に国内法を制定し、1993年に加盟。
01 水鳥の生息地として重要な湿地の保全と適正な利用に関するバーゼル条約が採択された。 ✕ラムサール条約。これは1971年と早い時期に締結された環境に関わる条約の先駆的なもの。 02 絶滅の危機に瀕している生物種の乱獲や国際取引の規制を目的とした、ワシントン条約が採択された。 〇ワシントン条約も1973年と早い。 03 ワシントン条約では、絶滅のおそれのある野生生物について、生きている状態の場合に限り、国際取引が規制されている。 ✕象牙、べっ甲などの取引も規制対象。 04 1970年代初頭にストックホルムで開かれた国連人間環境会議で、「かけがえのない地球」が唱えられ、国連環境計画(UNEP)の…