ディズニー映画といえば、夢・魔法・大冒険映画というイメージが強くあるが、意外と「お家が一番」的な映画を作っている時期がある。 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ第15作目『わんわん物語』もその一つである。 だがこの物語、中盤とエンディングに、ちょっと辻褄が合わないのだ。 そんな『わんわん物語』とその裏に込められたものを考えてみる。 目次 目次 冒険の素晴らしさを説く、珠玉のラブストーリー 裏切られる結末 人種ステレオタイプ 意図の見えない怖さ だから変化する おすすめ記事 冒険の素晴らしさを説く、珠玉のラブストーリー 『わんわん物語』は1955年にウォルト・ディズニー・アニメーショ…