バーホーベン

「コブラ」のパクリネタにして記憶覚醒ＳＦアクションの元祖、そして今やカルトといってもいい快作のスクリプトは、またしてもバーホーベンの奥さんのチョイスだった！ （評価 ７８点） １９９０年、シュワちゃん人気絶頂期、満員の難波の映画館で見た記憶は、ジェリー・ゴールドスミスのあのダダンダンダンというテーマ曲と共に未だに鮮明。人間の記憶にもエピソード記憶などいろいろな種類があるが、その記憶は何に分類されるのだろう？いずれにしても監督のバーホーベンは小難しいことなどすっ飛ばして、あのフィリップ・Ｋ・ディックの「追憶売ります」を、いつものキッチュでグロな残酷趣味満載のバイオレンスＳＦに仕立ててしまった。 …

ロボットヒーローもののはずなのに負け犬もドン引きする過激なバイオレンス描写、善良な市民を守るために行うその行為の凄まじさは到底、子供には見せられない・・この映画の客層の対象年令は一体、何歳なのか （評価 ７８点） 二足歩行の治安維持ロボ、ＥＤ－２０９が放った機銃掃射をオムニ社の社員が全身に浴びるシーン。最初見た時、違和感を覚えたが、それが何かまでは分からない。それ以降もその異様な違和感は増幅するばかり。でも本作、エンタメとしては一応、申し分ないほど面白いし、で、その違和感のことはひとまず忘れてしまう、というパターンで何度か見てはいるのだが。その違和感の正体に気付いたのは、日本版のＤＶＤが発売さ…

●概要 ●海外勢973名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記：文字数制限のため「日本勢」リンク集独立

3.8/5 序盤がしんどく感じたけど、入隊してからだんだん面白くなっていった感じ。 全体を通して観ると、ガンダムみがあるな。 最初のほほん、後半死にまくりって感じで、Zを観た感じに近い気がする。 浮ついたヒロインが生き残って、カッコいい一途なヒロインが居なくなるのは どこかドラクエのビアンカ、フローラの様な、ティアラ、デイジィの様な感じがして ちょっと悲しいな。 監督がポール・バーホーベンなんだな。何となくエログロ感が通ずるものがある。 あとシュールなCMシーンなんか特にポール・バーホーベン節を楽しめるね。 スターシップ・トゥルーパーズ [Blu-ray] キャスパー・ヴァン・ディーン Ama…

3つのオッパイキャラ、特殊メイクで顔の半分は脳みそみたいになってるブレイキングバッドのハンク役の人、終盤のシュワちゃんたちが火星に放り出されて目玉が飛び出るところなどが印象に残った。 昔見たことあるはずなのだが、まったく覚えてなかったので 見返してよかった 数ヶ月前、同じくバーホーベンのロボコップも見返したのだが、やはりエグさと展開の破茶滅茶さが最高 theriver.jp ロボコップやトータルリコールの特殊メイクを担当しているロブボッティンって、ブレードランナーやスターウォーズみたいな正統派なかっこよさじゃなくて、これはバーホーベンのセンスだと思うが、ヘンテコなビジュアルが一周回ってカッコい…

ランキング参加中映画 ここでは題名と名称を恣意的に表記します。[敬称略]

以前とある支援者から「多少暴れたところで、余程のことじゃなければ措置入院にはならない」と言われた。それを「何か余程のことをしたんじゃないの？」という意味に捉えてしまい、私は自分の記憶が欠けているところで何か他人に危害を加える様なことをしてしまったのだろうかと不安になっていた。 私の記憶では「Mが私を殺そうとしている」という妄想で警察に駆け込み助けを求め、精神科の通院歴などを訊かれた為今度は「妄想だと思われた！ 一生入院させられる！」と思い警察から逃げ回り捕まえられ、その間に「Mと神様が手を組んで私の人生を終わらせようとしている」「人々の魂を操って私を殺そうとしている」とどんどん妄想が広がり、訳…

1年間の映画のランキングみたいなものを考える時、ピクサーは除外しようと思います。 なぜならランキング上位がピクサーで埋まってしまうからです。 もしピクサー含め今年の映画ランキングを作るならインサイドヘッドは堂々の1位です(2位は吉田恵輔のミッシング) もうまず、これは本当に好きな面白い映画にありがちなことなんですけど、別に泣きどころではない場面で泣きます。 アクロスザスパイダーバースなんて冒頭のシーン(グウェンの最初のシーンじゃないですよもっと前のただのオープニングらへんのところ)で泣いてましたし、グウェンがマイルスを迎えにくるところとその後のスイングシーンで、面白すぎて泣いてましたねぇ なぜ…

www.thecinema.jp『ロボコップ』の監督としても知られるポール・ヴァーホーヴェン監督がメガホンを取ったサスペンス映画。 ある殺人事件を担当することになったサンフランシスコ市警のニック刑事が、被害者の元恋人キャサリンをマークするも、彼女に惹かれていく様子を描きます。 この作品が有名になったのは、サスペンスとエロスの調和でしょう。 キャサリン役を演じたシャロン・ストーンの見せるセクシーさと、作中で描かれる官能的な場面は大きな話題を呼びました。 その刺激的な内容から、R指定も付けられているこの作品をテレビでどのように放送するのかも気になる所です。放送情報氷の微笑【吹替】 CS227 ザ・…

アニメ視聴『負けヒロインが多すぎる！』2話（dアニメストア） 読書ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』（再読。Kindle版）読了。民主主義の欠陥を突き、暴力の正当性とその行使の責務で成り立つ世界（市民権が退役軍人にしかない）なので、今読むとよりディストピア感が増す。それゆえ、原作全体のその印象からするとスタジオぬえデザインの、パワードスーツのセンスオブワンダー感とそぐわない気もするし、バーホーベン版『スターシップ・トゥルーパーズ』が皮肉たっぷりのバカ映画に徹しているのは映像化の一つの解答例だと理解出来る。原作の本質を押さえて新たに映像化して欲しいがベタに受け取られる可能性が高く（皮肉が通…

不動産価格は５年を待たずに下がるんじゃないか？という話は興味深い。要するに団塊の世代が寿命を迎えると空き家が増えるという理屈である。 東京都在住で７５歳以上の後期高齢者は約１５０万人いる。彼らが今の平均寿命で亡くなるとすれば５年程度、さらに６５歳まで加えると倍の３００万人近くになる。 そんな彼らが亡くなると、相続が発生する。都内で土地や家を所有してる時点でまずは相続税が発生する。おそらく多くの家族がそれら不動産を売りに出すだろう。そこで値崩れがおこるのではないか、という理屈である。 それはそれとして、 ■みんな大好き「デスペラード」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」の監督、ロバート・ロドリゲス…

をユーネクストで鑑賞。 大好きなポール・ バーホーベン監督作品。 ポール ・バーホーベンの作品に於ける女性は、いつも強い。 強くエロく、したたかに生き抜く。 シャーロット・ランプリングも出ていた、70代にはなっていると思うけれど。 威厳のある演技がとても良かった。

オープンリーゲイと女性三人で作った映画 チャレンジャーズZendayaAmazon 北米で大ヒット&批評も良いのに日本では客入りが寂しいまま劇場公開が終わってしまった『チャレンジャーズ』、自分も観たのですがとんでもなく面白い映画でした。あまりルカ・グァダニーノに親しんでこなかった自分ですが、どこかで過去作全部観ないといけないなと感じてしまうくらい面白かったです。 本作の映像の美しさや、体感的なカット割りや新鮮な構図、EDM主体の下品とポップスレスレの音楽の使い方などは、世間がグァダニーノに求めているものなのではないでしょうか。 というか、グァダニーノにとってみれば、同じくゲイであり映画界での巨…

アニメ視聴テレビアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編 8話（dアニメストア） 読書ロバート・A・ハインライン『宇宙の戦士』（再読。Kindle版）26ページまで。やっぱりバーホーベンの映画『スターシップ・トゥルーパーズ』ではなくスタジオぬえデザインのパワードスーツを想定して読むと面白いなあ。 三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』（U-NEXT）21%まで。