日本で2010年に公開された本作は、2007年に完成されていたらしいですが、諸事情で公開が遅れたのだとか。ちなみにこちらもウィルスの話で登場人物も少なく、上映時間も短く、予算も少ないといった感じでしょうか。ただし、なぜウィルスなのかは別にして、人間の醜さはとにかく分かり易い。僅かな希望を追いかけつつも絶望に近付いていく様は、見ていて切なく、そしてむなしくもあります。主演というか主人公は誰なのかも興味をそそられる部分かもしれません。クリス・パインが、ふとポール・ウォーカーに見えてしまうのは私だけでしょうか。ヤンチャっぷりがいかにもアメリカって感じで強烈です。致死率100%。こんなウィルスがはびこ…