■ 導入:なぜ正しいはずの判断が外れるのか 理論的には正しいはずなのに、現場ではうまくいかない。あるいは、現場対応でしのいでいるが、全体としては改善しない。 このズレの正体は何か。 帰納と演繹の使い分けに失敗している。 前回述べたように、正しさは暴走する。その多くは、演繹(理論)に固定された結果である。 では、どうすればよいのか。 ■ 第1章:帰納と演繹の正体 まず、両者の役割を明確にする。 ● 帰納:現実から仮説をつくる 観察・経験・データ 異常の検知 パターンの抽出 👉 「何が起きているのか?」を捉える ● 演繹:仮説から現実を説明する 理論・モデル・ルール 再現性 予測 👉 「どう動くべ…