元々は、敵味方を識別する(関係者であることを確認する)ための合言葉のこと。「開けゴマ」や「山」「川」の類である。
現在では、コンピュータにおいて操作者が特定のユーザであることを確認するための数文字の英数字(一部の記号を含む)を指すことが多い。
通常はユーザIDと対になって用いられ、コンピュータ内で記憶しているそのユーザIDのパスワードと、操作者が入力したパスワードとが一致していることで、操作者をそのユーザIDの正規の持主であると確認する。
そのため、容易に推測できるようなパスワードを使用することは勧められない。「容易に推測できるようなパスワード」とは、以下のようなものである。
また、コンピュータ内で記憶しているパスワードは、一般に暗号化されて保存されている。
パスワードの文字列の長くなったもの(数十文字以上)を、特にパスフレーズと呼ぶことがある。
*1:qwerty とか zxcv とか