20240103, Wed 年をまたぎ、数日が経った。早々に地震や航空機事故といった災難が起こりめでたさなんてまるでない。夜の帳のようで暗澹たる気鬱さがうっすらと漂っているようだ。誰かが言う、新年早々にこれでは幸先が悪いと。しかし日にちなど関係なく、ただそれは摂理に基づいてまるであらかじめ定められていたかのように起こるのだから、起こってしまった事実を粛々と受け入れるしかないのです。そこに幸も災もありません。そもそも僕たちは弱い肉体を持つ存在で、自然現象をコントロールする手だてなど持たぬのだから。……悲しいことです、実に悲しい。僕たちは弱い、どうしようもなくか弱く簡単に潰されてしまう。命が簡単に…