Patton
第二次大戦下の北アフリカ戦線。「砂漠の狐」ことロンメル元帥率いるドイツ機甲師団に苦しめられていた連合軍に、ジョージ・S・パットン将軍が新しい指揮官として着任する。パットンは規律遵守と訓練による徹底した厳しさで軍を建て直し、エルゲッターの戦いにてドイツ機甲師団を撃破する。しかし粗野で強引、反抗的で高圧的なパットンは、自らの人格ゆえに災厄を招いてしまう。
実在したパットン将軍の人間像を描いた大作戦争人間ドラマ。戦場でしか生きられない男の狂気を、ジョージ・C・スコットが熱演。この役でアカデミー主演男優賞を受賞したが、スコット本人が受賞を拒否したのも話題となった。